What is SILK...?

"シルク"は、絹とも呼ばれますが、蚕(かいこ)が作り出す繭を原料として作られる繊維です。
蚕が糸吐き出した糸を紡いで加工し、最終的に製品化されます。それがシルク製品です。
シルクが製品になるまでには、大変な手間がかかります。

シルクは主にアジアの多くの国々で古くから生産されており、
中国がその起源とされています。 

天然繊維であるシルクは、非常にやわらかく
滑らかな質感はもちろん、光沢感があることが特徴です。

高い品質と美しさが評価され、高価な素材として扱われることが多く、
シルクの特性である保温性や吸湿性で「呼吸する繊維」とも追われています。
肌触りが良いため、インナーをはじめとする衣類や寝具として人気があります。

NATURE OF SILK

シルクは紀元前から存在すると言われているほど長い歴史があり、
世界三大美女の一人ともされる、クレオパトラもシルクを愛用したと言われています。
また、シルクロードと呼ばれる貿易ルートも歴史上大きな役割を担った通り、
シルク自体が貴重で価値あるものでした。

繊維は大きく分けて、天然由来の天然繊維と人工的な化学繊維があります。



【天然繊維】
シルク、コットン、カシミヤ、リネン、ウールなど

【化学繊維】
ポリエステル、ナイロン、アクリル、レーヨンなど


つくる側に大きなメリットのある化学繊維に比べ、
天然繊維であるシルクは私たち着る側の視点で大きなメリットがある素材です。 自然から生み出されるシルクは、天然繊維に分類されます。

天然繊維であるため、地球にもやさしいです。天然繊維であるがゆえに弱さもあるが、イコール肌にもやさしいということ化学繊維にはない天然のやさしさが人間の肌には心地よく、親和性の高い素材です。


蚕(かいこ)が自らを守るためにつくる繭は、天然のシールドです。


シルクは他の繊維とも組み合わせて利用されることもあります。
ヨーロッパでは約40%以上の混率でシルクが入っていると見なされ、
日本国内では5%でも入っていれば、シルク混と呼ばれることもあります。
  

現在は衣服素材として安価であり、大量生産が可能な
化学繊維のシェアが約7割と圧倒的割合を占めていますが、
天然素材であるシルクは、生産過程、人間の肌への影響などの点で
化学繊維とは大きく異なります。
SDGsやサステナブルが注目を集め、フォーカスされている今、
改めてシルクは価値あるものとして扱われ、優れた繊維であると気付かされます。

 

日本の産業だったシルク 

かつて日本はシルクの生糸輸出量が世界一位。
日本の近代化を支えた大きな産業でもありました。

その象徴が世界遺産にも登録されている群馬県「富岡製糸工場」です。
その他にも日本各地には養蚕業の産地が多くあり、昔から人々の暮らしと密接な関係がありました。

そんなシルクは人の肌にも地球にも優しく、
今一度再注目すべき素材であり、日本人にとっても、忘れてはならない存在です。