Factor of Animal Protein (ちょっとカッコよくいうと!笑)

こないだの続きを♪

というのも、自分で“シルクは乾燥機にかけちゃダメですよぉー”と言いながらも、実はシルク生糸を作ってる会社さん、シルクを扱ってる会社さんから受け売りだったので、先日の“シルクは乾燥機にかけちゃダメですよぉー”のブログを書いた張本人が、ちゃんとなぜダメなのかもわかってないと!と思って、科学的な角度で調べてみようと思って

 

結論からいうと、そもそものシルク繊維の特性”が”、(乾燥機NG)なんです

 

何度も同じことをここのブログで綴ってますが、シルクの生糸は蚕の繭から縒って出来てるので、動物性タンパク質の繊維(極細!)です

 

この動物性タンパク質が熱に負けてしまうのです

高温にあたり続けると熱変性が起こります

 

動物性タンパク質というと肉が挙げられますが(肉のほとんどは水分で、次にタンパク質

&脂質で出来ています)

肉を焼くと固くなります

それは、タンパク質が熱が加えられることによって柔軟性を失うからです

 

なので、動物性タンパク質が主のシルク製品も肉と同じく、熱や高温で変質し、固くなったりしてしまうんです

せっかくの、あのシルクならではの柔さ、光沢、風合い、極上の肌心地良さが奪われてしまい、製品へのダメージが大きいので、だからっ!乾燥機にかけていただきたくないのです

 

そして、他の繊維に比べて極細のシルクは、摩擦に弱いのです

とくに水に濡れた状態のシルクはもっと摩擦に弱く、摩擦が起きると、極細繊維が切断されるので、毛羽立って表面が白っちゃけるのです

 

乾燥機がついてるのはドラム式の洗濯機がマジョリティーだと思いますが、ドラム式は洗ったあと、濡れた状態からぐるぐる回転して下に叩きつけられながら乾燥させていくので、そりゃ摩擦するでしょーよ って

ずっとシルクに良くないことをしてると、ウール(これも動物性タンパク質)のセーターやカーディガンなどでも起きがちなフェルト化と同様の現象がおきます

フェルト化とは、素材が縮んで、繊維がつまり固くなること

フェルト化されると、固くなる上に、サイズも小さくなってしまうので、着心地は悪いわ、小さくて着れないわで・・・最悪が襲いかかります

 

人の肌と同じ”タンパク質”から成るシルクはSecond Skin(第二の皮膚)と呼ばれる=肌にやさしい素材と言われてるわけですから、その恩恵をしっかり受けとれるように、乾燥機にかけるのはやめましょ!

 

高吸/放湿性、通気性&保温性にも優れる、紫外線を吸収、静菌性が有り、静電気が起きにくいなどのメリットは、シルクならではの、シルクがもたらす機能や効果です

そんな素敵な機能性&良効果をちゃんともらって、24/7(トゥエンティフォーセヴン:All the time=いつでも)心地いい生活をおくりましょ

 

シルク最高!Love シルク

Silk maniac

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