必需品かつ、おしゃれって最高。

「手湿疹がひどくて…お医者さんに行って薬もらっているんです…」

「肌が弱くて、インナーは選ぶようにしていますが、なかなか売っていなくて…」

 

そうおっしゃって、本当に困っている方が私が想像している以上に多いように思いました。
肌質は十人十色ならぬ、百人百色でそれぞれの特徴や悩みをもっていたりするものです。

しかも、そういう方はすでに百貨店やらいろいろなお店に探しに行っていて「それでも売ってなくて…」とよく聞きます。

  

シルク製品は決して原価が安いものではないため、ビジネスで大きく利益を出そうとするのには正直、向いていないと思います。ブランドを始める前にいろいろと調べて、覚悟を持って始めたのですが本当にその通りでした。

だから、価格競争に負けて、利益が出ないとシルク製品をやめていってしまうところが多いのかもしれません。いいものは人の手間ひまがかかっている分、安くないですね…

 

でも長く廃れずに残るのは、必要としている方がいるからです。需要があり、シルク製品を探している方がいるからこそ、シルク製品を作り続けていかなければいけないのかもしれないなあとお客様からの直接の声を聞いて、そう思いました。

 

もちろん、シルクは少し贅沢な素材かもしれません。

それを前面に出している海外ブランドも多数あり、優雅な生活とラグジュアリーな雰囲気には憧れがありますが、ar*(アール)はそれだけではなく、必要とされるアイテムでファッション性の高いアイテムというものをローンチしていけたらいいなと思っています。
ブログでも綴るし、店頭でもたくさんお伝えしているつもりですが、シルクはとてーも肌にやさしく、よい点がたくさんあります。
だからこそ、必要かつ、おしゃれだったら最高。

 

きらびやかに見えるファッション業界にいた頃は、憧れを消費財として売っている立場でしたが、今は必要とされているものを売っていると思うとまた違った気持ちになります。 

 

シルクって本当に人間にやさしいです。(天然繊維で土に還るので、地球にも!)

だからこそ、ラグジュアリーなイメージの贅沢品だけで終わらせるにはもったいなさすぎる!よりたくさんの方にシルクの良さを知ってもらい、着ていただくことが使命だと思っています。心の底からこの気持ちで、これからも邁進してまいります!笑

ブランド構想から1周年目のつぶやきでした。

 

Azusa

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