化石燃料あと何年?

 今日はシルクの話から少し外れて、個人的に気になるエネルギー資源についてです。

シルクのお洋服をご紹介するときに、天然繊維だからお肌に優しい、ということをお客様にお伝えします。

では、天然繊維の逆は何かというと、化学繊維です。

 

再生繊維とかも地球にやさしく再生している繊維ですが、化学で再生しているから化学繊維です。化学繊維には、石油から作られるプラスチック由来のものもあります。人工的なものだから、お肌には強く、お肌の乾燥を招きかねません。

 

石油は燃料として、火力発電でも使用されます。火力発電のおかげで電力もまかなわれているため、燃料に、衣類に、このまま使い続けていてもなくならないのだろうか…と疑問がわきました。

 

石油が枯渇するまであと何年みたいなことも聞いたりしますよね。

1985年には石油可採年数は、36年だったそうです。今はもう2024年なので、もう石油採れない…??なんて思いましたが、技術の発展によってより深いところから採掘できていたり、シェール層(岩石)からも石油が採れるようになっていたりするそうです。

 

そのため、石油可採掘年数だけで言えば今までよりも長くなっているのだとか。石油の埋蔵量は、多分この30年で大きくは変わらないと思いますが、技術の進歩に感謝です!

年々暖冬になっているとはいえ、やっぱり寒い冬。燃料なしでは生きていけないですよね。

 

世界の中でも日本の化石燃料依存度は高く、2021年度は83%以上も石油をはじめとする化石燃料に依存しています。エネルギー資源に乏しい日本は、石油石炭の99.7%を輸入に頼っているのですねー。

 

とはいえ、地球沸騰とも言われて始め、二酸化炭素排出量は深刻な問題です。

効率的に必要なエネルギーは使い、限りある資源を大事にしないとですね!

 

 

Azusa

ブログに戻る