なぜ、可愛くないの?

シルク製品って可愛くない金額ですよねぇ。。。そうです、高いんです、ごめんなさいっ

なぜならば、原料費が他の素材と比べると桁違いに高いからなのです

なので、お財布に優しい金額で販売しようと思ったら利益率を大幅に削らないとなので、お店を長く継続させるのが非常に難しくなります

 

中には、シルク製品を扱いたくても利益幅が薄いからという理由で扱わなかったり(経営者ならそう考えるのが自然ですよね)、シルク製品専門店として始めたものの、仕入値が高額のため経営を圧迫するが故に、継続が困難になり苦渋の選択の上、閉店したり。。。

そんな業界なのです、実は

 

なので、なかなかシルク製品を見つけるのが大変なのです

しかもシルク100%の製品なんて外資有名デザイナーズブランドとかでやっとあったりなかったり、あとはシルク専門店で見つけられるか否かというところです

 

どうして、シルク製品が高額になるかというと、いくつか理由があります

まずは、希少性

繭玉一個から3デニールの太さの生糸が約1,500mほど、採取できます

生糸1kgを得るには繭約5kg必要で、それは3000繭粒ほどになります

 

洋服の作り方によって、生地の厚みや編み方が異なるので、洋服1枚作るのに何mの生地が必要=いくつの繭粒が必要か?と厳密に算出できませんが、着物を例とすると大人ひとり分作るのに必要な量は約一反(幅が37cm長さが約12m)と言われています

一反の布を作るのに生糸は1kgです

シルクは天然のものとあって量は採れず、その上、製品化するのに繭粒を沢山使うからです

それに加え、生糸にするまで手間ひまをかけて作られるものだからです

 

そしてもう一つ

シルクの生糸は繊細のため扱いが大変難しく、製品化するにあたり生産できる工場が非常に限られております

高価な素材の上、繊細がゆえにB品が出来てしまう可能性を秘めているので、工場の方々も生産リスクが大きく高いため、シルク製品に意欲的でないことも事実です

 

このように、シルク製品が高額なのには、ちゃんと理由があります

私は、高額でもシルクそのものが持つ強みや凄み、良さを考えると同相当の価値はちゃんと備わってると思ってます

良いもの、素敵なものは、高いのです

”だ・か・ら“高いんです ってコトです

そうです、高額な製品には理由があるんです

例えば、才能があるデザイナーさんが描くもの、またはデザインそのものが素晴らしい価値があるとか、製作工程に莫大な時間を要する、要したとか、素材そのものが高級品(=品質が高級な品物:貴重や希少な素材等)などなどです

 

シルクは 素材そのものが高級品 ってところにあたります!

 

シルク最高!Love シルク

Silk maniac

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