ナノレベルで感じるシルク

東レが「ほぼシルク」な繊維をつくったという記事を発見しました。

合成繊維・化学繊維をつくる方の中でも、シルクのような素材を作ることは、業界では永遠の課題だったそうです。

 

“シルクのような”素材ということはもちろんシルクではないのですが、それでも“シルクのような”素材を目指すことはそれだけシルクが着心地が良く、滑らかさは万人にとっても憧れがあるからではないでしょうか。

 

天然繊維には、シルクをはじめ、ウール、コットンとありますが、糸であるときからそれぞれの特性を持っており、化学繊維とは着心地が違うとか、通気性や放湿性、温かさなどが違います。

それはナノレベルで見てみるとわかります。繊維の形が様々あり、それぞれナノレベルで特性があるからです。

 

テクノロジーの発展で、様々なものが生み出されて選択肢が増えることはとてもいいコト。

新しい側面を見ることは、アパレルに限らずいつでもワクワクしますが、肝心の本物の天然繊維のシルク製品が減っていることは少し危惧してしまいます。

 

 

合成繊維の“ほぼシルク”も新しいテクノロジーで従来のポリエステルなどとはまた違うと思います。でも、天然繊維のシルクと比べると、フェイクグリーンと本物の観葉植物くらい違いがあると思っています。

洗濯機で洗えることは大事ですが、シルクだって洗えるし、自分の健康のことを考えたらやっぱり天然素材って気持ちいいです。

 

「シルクを着ていると気持ちが元気になるんです!」とシェアしてくださったお客様がポップアップにいらっしゃいました。

自然界で生み出されたものを身に着けていると、なぜかパワーが湧き上がってくる感じがあるのでしょうか…?きっと意識せずとも、ナノレベルでカラダが感じ取り、ストレスフリーでいられることを喜んでいるのかも!

 

百貨店でもシルクのインナーの取り扱いが減っていて、お客様が探しているシルク。

一度着ると離れられないシルクの魅惑にぜひどっぷりとハマっていただきたいです!

 

 

Azusa

ブログに戻る