シルクの混率確認してる?

 

商品を企画するときに本当に様々な生地を確認しますが、めちゃくちゃたくさん種類があってそれをありなしで振り分けるところから始まります。

もちろん、作りたい商品に沿った生地選びをコストと見合わせて選びますが、世の中にはいろいろな生地があります。

シルクと一言で言っても、シルクの混率がどれくらいのものだといいでしょう…?

 

京都の生地屋さんと話したとき、とても興味深い内容でした。

はっきりと言うと、20%未満のシルク混というのは、ほぼシルクを実感しないそうです。

もしコットンが80%で、シルクが20%しか入っていない生地であれば、それはほぼコットンの質感です。

もちろん、コットン100%と比べるとシルクが混率に示されていることにより、抗菌性や通気性といった面で何か恩恵はあるとは思うのですがどれ程の効果があるかは、私は正直わかりません。

 

じゃあどれくらいからシルクが実感できるのかというと約8割くらいからではないでしょうか。

ヨーロッパ市場では、最低40%はシルクが入っていないとシルクが入っているとはあまり思われないそうです。

シルクに対して非常に好感度が高い日本人にとっては、20%でもシルクが入っていればシルク!となりがちのようです…。しかし、40%未満というのはシルクの良さを十分に実感するには少し足りない気がします。

 

やはりシルク100%が一番気持ちいいし、肌でも一番実感できると思います。

少しでも入っていれば“良さそう感”がありますが、シルクはやはり安くはないのであまりにも安い商品は、ぜひ組成を確認してみてください。

オンラインや、店頭でも意識せずに買ってみてから、思っていた使用感と違うこともあるのでシルクの混率が高いものをおすすめします。

 

シルクをオンラインで買ったけどイメージと違った、とか、触らないとわからないから店頭で確認したいけどなかなかストアがなくて…といった声をよく耳にします。

 

ぜひ、店頭でわたしたちと話してみて、納得のいった商品でシルクのよさを実感してほしいと思っています!

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Azusa

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