先日、お取り引きさせていただいているところの生地を見に行ってまいりました。
改めて、シルクは可能性がたくさんあるなぁ…と思い、生地を触り、感じる日でした。
きっと、皆さんが思っている以上に生地の表情があります。想像している以上に様々な種類の手触りがあります。
マニアだから、細かい違いがわかる、というのでは全然なくて、シルクは繊維の種類だから、加工の仕方によって本当に様々なものが生まれるのです。
衝撃というか、意外なものと一番感じたものは、シルク素材のデニムです。本物のデニムのようですが、デニムのように見せた生地でした！
しっかりとした生地感で、サテンばかりイメージしている方の想像とは大きく違うものです。
シルクって、デニムのようにも見せられるし、コットンのように厚いものもあるし、ど定番のサテンシルクもあり…妄想広がり、あんなものやこんなもの…どんなものでも形にしようと思えばできる、と思うととても楽しかったです。
ただ、カイコという生き物からできる繊維素材であるため、手間ひまかかって他の素材よりも高いということ…。。
しかも、異常気象で気温が高い日が続くとカイコがダメになってしまうかもしれないと工場の方から聞きました。
食べ物でも、シャインマスカットや柿に異常気象で花が咲かなかったり、いびつな形になったりと異常が出ることがあるそうです。
そんな風に、カイコも育たなくなってしまうとこれからどんどん値段が高くなることもあるのでしょうか。。
改めてシルクのポテンシャルを再確認したと同時に、暑かったり寒かったりの異常気象で余計なことまで心配になりました。
かと言って、エアコンつけないと暑くて熱中症になってしまうし…。すでにカイコもエアコン付きの部屋で育てられていたりするのでしょうか。笑
Azusa