突然ですが、繭って何個と数えますが、蚕はなんて数えると思いますか?
何匹ではなく…
……「何頭」って数えるんですって! 何匹ではないんですね!!
蚕は、人間にとって価値があり、大切に飼われてきた生き物なので、一頭と数えるそうです。
基本的に人間よりも大きいものを「頭」、小さいものを「匹」と分けますが、蚕は何段も飛び越して特別扱い!笑
あとは、チョウや高価なカブトムシやクワガタなど、希少な個体も「頭」だそうです。
へえー!!!あまり深く考えたことなかったけれど、そんな違いがあったとは…。
数え方にも希少性や高価かどうかが関係しているなんて思いませんでした。
数え方についてはウサギが「羽」とか、調べればいろいろと奥が深いですが、改めて日本語って難しいですね。
普段、いかにテキトーに会話しているか思い知らされました。笑
今日のブログの内容は、あまり使わない情報かもしれないし、洋服やFashionからかけ離れていて、ちょっと生々しいかもしれません。でも、生き物だということを意識すると、自然界の有機物であること、天然素材であることを再確認できますし、だからこそ土に還るものだと胸を張って言えます。
「人間にとって価値のある生き物」であるということが、他の生き物から数え方でも区別されていることが少し嬉しくなりました。
「お蚕さん」なんて呼ばれていて、なんで蚕だけ「さん付け」、しかも丁寧語の「お」まで入ってる!って思っていましたが、今日わかったことですっきり。
値段が高いからって躊躇している方、シルクは化学繊維とは全く別物ですよ!笑
繊維、着るものでくくられて、売り場も同じ。そして見た目は一緒かもしれませんが、フェイクグリーンと本物の観葉植物くらい別物です!
少しシルクへの愛が強くなりすぎているこの頃ですが、良いものはいい!と声を大にしていきたいと思います。
Azusa