#519 背筋は凍らないが、ちょっと怖い話。
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SNSって、見ていると本当にキリがない。
だらだら過ごそうと思えばこのままずっとSNSとか流れてくる動画を1日、1週間あっという間に見て終わってしまうかもしれないと思うこともしばしば。人の動向というより流れてくる情報をへぇーと追っていることが多いですが、しっかり時間にけじめを持たないと、とも思います。
だがですね、この間友達がシェアしていた動画で「ハッ」とさせられたことがありました。
それは、「経皮吸収」について。
経皮吸収とは、皮膚のバリア機能を越えて、皮膚に塗布された物質が体内に取り込まれる現象のことです。この現象は、化粧品や医薬品などの成分が体内に作用する主な経路であり、物質の性質、皮膚の特性、環境要因などが吸収の程度に影響を与えます。
皮膚はバリア機能を持っていますが、粘膜やデリケートゾーン(フェムケア領域)は、角質が薄いため、経皮吸収されやすいとされています。
デリケートゾーンは、腕の内側の倍もの経皮吸収率なのだとか。頭皮は約3.5倍、ワキの下も約3.5倍とされています。
このブログでも取り上げられていたり、お客様から聞いたり、実際に気を遣っている友達がいたり、なんだか記憶、知識のどこかにはあったけど、最近は意識していなかったかもしれない…!と思ってハッとしました。
よくよく考えてみたら怖いな、と。
生理用品はもちろん、ショーツについてもそうだし、頭皮をケアするシャンプーについてもやはり石油系界面活性剤や“何とか硫酸”といった化学薬品をなるべく使用していない商品がいいのだと思います。
皮膚にじかに触れるインナーも、ポリエステルなどの石油由来よりはもう絶対シルクが良いです。何が原因がわからない病気や不調も多いとされていますが、そういったことはもしかしたら体が拒否反応を示している証拠なのかもしれません。
あまりにも過敏に怖がったり、気を遣ったりすると疲れてしまいますが、頭の片隅にこんな言葉があるって覚えておくと、何かの際に思い出して、体にも環境にもよりよい選択ができるかもしれません。
“お財布だけにやさしい”は、体にも環境にも良くないかも?しれないですね。
Azusa