#487 カイコの研究、シルクの未来

最近、カイコ由来のタンパク質を使った新素材の研究が進んでいるというニュースを見かけました。
カイコとは、言わずと知れたシルクを生み出すお蚕さん。その繭から取れるシルクのタンパク質を活用して、医療や化粧品の分野で応用できる高機能素材を開発する取り組みが注目されています。


この研究では、繭糸を構成する「フィブロイン」と「セリシン」という2つのタンパク質に焦点が当てられています。
フィブロインとは、繭の中心にあるしなやかな繊維で、肌になじみやすく、高い保湿力がある成分。

もう一つのセリシンは、その外側を覆っているタンパク質で、アミノ酸が豊富で、肌をやさしく整える作用があるとされています。
研究機関では、これらの特性を生かして、再生医療に使える素材や、美容クリーム、保湿用マスクなどへの応用を目指しているそうです。

自然素材でありながら、こうした高機能な働きが科学的に裏づけられているのはとても興味深いですよね。今まで「肌にいい」と言われていた理由が、科学の力で少しずつ解明されてきているように感じます。天然だからいいのはもちろんですが、天然でかつ、何がいいのかを知ることは説得力が増すと思います。

個人的に、野菜も何にいいのか調べるのが好きです。知らないよりも知っていると、食べているだけで得した気分になれます。笑
(ざっくりと、キノコはおすすめです!)

 

実はar*でも、フィブロインとセリシンが両方配合されたシルククリームを販売しています!ご存じかと思いますが、シルクスキンベールクリームです!
肌にのせたときのなめらかさ、使い続けた後のしっとり感が特長で、乾燥が気になる季節はもちろん、1年を通してお使いいただけます。香りも控えめで、年代問わず人気があり、「手がすべすべになった」「肌が明るくなった気がする」など嬉しい感想もいただいています。(…本当にその通り!)

昔ながらの素材であるシルクが、最先端の研究でさらに可能性を広げている今。これからもこうした研究に注目しながら、日々のスキンケアにも取り入れていきたいと思います。昔ながらのシルクですが、最先端。
シルクの商品ならお任せください~!

Azusa

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