南極探検隊も愛用したシルクで極寒対策
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春を感じるような暖かい日もありましたが、まだまだ寒い…。
何を着て防寒対策をするか悩みますよね。実は、あの過酷な南極探検隊も、極寒の地でシルクを着用していたのをご存じでしょうか?
20世紀初頭、ロバート・スコットやアーネスト・シャクルトンといった南極探検隊の隊員たちは、シルクの肌着を着用していました。
実際にシルクを使用した探検隊が記録に残っています。
- ロバート・スコット隊(1910-1913年)
- アーネスト・シャクルトン隊(1907-1909年、1914-1917年)
- ノルウェーのロアール・アムンセン隊(1910-1912年)
氷点下数十度にもなる南極でなぜシルクが選ばれたのでしょうか?現在では、高機能な化学繊維(ポリエステルやメリノウール)が主流ですが、シルクは今でも「高級なベースレイヤー」として登山家や極地探検家に愛用されています。
南極探検隊がシルクを選んだ理由は、シルクは非常に軽量で、厚手のウールやコットンよりも動きやすいため、探検活動に最適でした。
また、優れた吸湿・速乾性。極寒の環境では汗が冷えて体温を奪うことが大敵ですが、シルクは汗を吸収しつつ素早く乾くため、汗冷えを防ぐのに役立ちました。
そして、高い保温性!
シルクは薄手でもしっかりと暖かさを保つ特性があり、ウールのアウターと組み合わせることで優れた防寒効果を発揮しました。
南極探検隊でなくても嬉しい、肌に優しい!
冷たく乾燥した空気の中で肌荒れしやすい環境でも、シルクは柔らかく刺激が少ないため快適に着られました。
シルクを日常の防寒対策に取り入れるとより快適に、贅沢に感じられると思います!
南極探検隊が認めたシルクの優秀さは、私たちの日常の冬の防寒対策にも活かせます。
シルクのインナーは薄手で暖かいシルクの肌着は、普段の服の下に着てもかさばらず快適。足元にも、シルクのレギンスや靴下を取り入れて、冷えやすい足元を暖かく保つには、シルクのレギンスや靴下が効果的です。
寝るときだってシルク!シルクのナイトウェアで快眠です。
就寝中の冷え対策として、シルクのパジャマや布団カバーを活用すると、暖かく快適な睡眠が得られます。
南極探検隊も愛用したシルクは、寒い冬を乗り越えるための優秀な素材です。
まさに今週末はとても寒いと言われていますので、軽くて暖かく、吸湿・速乾性にも優れたシルクを、今年の冬の防寒対策に取り入れてみてはいかがでしょうか?
シルクを纏い、寒さに負けない快適な冬を過ごしましょう!
Azusa